鉄筋探査(電磁波レーダ法)Service
コンクリート構造物の配筋状態・かぶり厚さを調べる探査方法
構造物の内部を探査をするという点において、目的はX線探査と同じですが建物の構造によってX線探査を行うことが困難な場合や、コンクリート内の鉄筋の配筋状態・間隔・かぶり厚を調査したい場合に鉄筋探査を行います。
鉄筋探査は、X線探査より費用が比較的割安ですが埋設物の種類の特定ができないため、探査箇所によって使い分けることをおすすめしております。
当社の業務では、鉄筋探査をダイヤモンドコアドリルやアンカー打設工事と併用する機会が、比較的多く見受けられます。
鉄筋探査(電磁波レーダ法)の特徴
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Point.01
コンクリート内の配筋状態・間隔・かぶり厚を探査することが可能。
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Point.02
コンクリート厚が300mm以上の場合に使用いたします。
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Point.03
短時間で容易に探査が行える反面、X線探査と比較し精度が劣る。
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Point.04
埋設物の位置・かぶり厚のおおよその測定ができるが、種類(埋設管など)の特定は不可能。
※鉄筋探査に使用される電磁波は、微弱のため人体に無害です。
X線探査のように、立ち入り禁止区域や管理区域を設定する必要はありません。
探査フロー
- 探査箇所の確認
- 探査開始
- データ解析・採取
- 埋設物の罫書き
- 埋設物の罫書き
- 作業終了