コンクリート内部X線探査Service
コンクリート内部X線探査
X線探査とは
コンクリートにX線を照射し、鉄筋や埋設管などをX線フィルムに写し可視化させる探査方法になります。
最大の特徴は鉄筋や埋設管などが可視化できることです。これによりコア削孔時の鉄筋や埋設管などの破損を防ぐことができます。
撮影
コンクリート厚さ300mm以下であれば撮影可能となります。また、フィルム1枚約200mm×200mm範囲の撮影が可能です。撮影中は、第3者への放射線被ばくを防止するため、X線発生装置から半径5m以内、裏側はフィルムより半径1.5m以内が立ち入り禁止になります。
現象、解析判定
撮影したフィルムは、車両内に完備した暗室で現像し、解析判定を行います。撮影後、約15分~30分程度で現像できます。解析判定後、撮影した箇所に埋設物の位置や撮影有効範囲などの撮影結果をトレースし、撮影したフィルムは納品いたします。
探査フロー
- 撮影箇所確認
- 撮影準備
- 撮影
- 現像・判定
- 埋設物罫書き
- 探査結果報告
- 作業終了
事故を未然に防ぐ
コンクリート内部の探査はこのような場所で多く用いられています
コンクリート構造物の維持・改修工事等では、削孔工事や切断工事・アンカー工事が多く取り入れられております。
この際に床や壁に埋設された鉄筋・電線管・電話回線・水道管・ガス管などを切断してしまう事故を未然に防ぐため、X線探査や電磁波レーダ探査によるコンクリート内部探査が効果的です。